Notes

VOWZ という四文字のこと

名前を決めるとき、何から考えたのか。きれいな順番で決まったわけではないのですが、自分たちの例として書いてみました。

VOWZ は、Value・Ownership・Walk・Zone の頭字語です。

自分たちの名前の話で恐縮です。ただ、ブランドの言葉をご一緒するときに「どこから考えたらいいですか」と聞かれることが多いので、ひとつの例として書いてみます。きれいな順番で決まったわけではありません。

先に決まったのは、距離のことでした

名前の響きより先に気になったのは、お客さまとどのくらいの距離にいたいか、でした。

前に立って引っ張るのは、たぶん私たちには向いていません。かといって、後ろで待っているのも少し違う気がしました。隣にいて、同じ景色を見ながら、次の一歩を一緒に考える。そのくらいがちょうどいいね、と話していました。

そう思ってからは、「導く」や「牽引する」という言葉が、なんとなく使いにくくなりました。

何をするかではなく、どこに立つか

候補には、事業内容がすぐ伝わる名前もありました。分かりやすさでは、そちらのほうがよかったと思います。

ただ、いましていることをそのまま名前にすると、やることが少し変わったときに窮屈になりそうで。迷ったまま並べていって、最後に四つの言葉が残りました。

  • Value ── つくること自体が目的にならないように
  • Ownership ── 自分ごととして考えられる距離にいたい
  • Walk ── 歩幅を合わせて歩きたい
  • Zone ── 同じ目線で話せるように

どれも、何をするかは言っていません。どこに立っていたいか、だけです。そこだけ決まっていれば、あとはご一緒する相手に合わせられると思っています。

表記だけは、先に揃えました

細かい話ですが、英字は四文字とも大文字、四語の順番はこのまま、区切りはスラッシュ。ここだけ最初に一枚にまとめておきました。あとから資料ごとに見え方が変わると、直すのがなかなか大変なので。

迷ったときに、戻ってくる場所

名前そのものに力があるとは思っていません。ただ、決めるときに考えたことは、けっこう長く残ります。

判断に迷ったときに「そういえば、隣にいる側だった」と戻ってこられる。いまのところ、いちばん助かっているのはそこです。

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