見やすい、使いやすい、正しく伝わる
2024年4月1日から障害者差別解消法が改正され、社会的障壁の除去の実施として合理的配慮の提供が義務化されました。
この中にWebアクセシビリティが含まれており、全ての事業者は必要な対策を講じることが求められています。
『目が見えなくても音声で情報が正しく伝わる』、『マウス操作ができなくてもキーボードでページが閲覧できる』など、 より多くのユーザーにやさしいWEBサイトが今、求められています。
画像が示している情報を代替テキストとして記入している。
※装飾目的、説明文があるものは代替テキストを記入しない場合もあります。
視覚に不自由のある方が音声アシスタントを使って内容を正しく理解できるようになります。
コンテンツが意味の通る順序で並べられ、視覚的な読み順とHTMLの構造が一致している。
適切なマークアップは、スクリーンリーダーやキーボード操作を最適にし、正しいHTML構造にすることでSEOの改善にもつながります。
自動再生するコンテンツは、5秒以内にユーザーが停止、非表示、一時停止できるような機能が実装されている。
操作不能な要素はユーザーにとってストレスとなる場合があります。停止ボタンなどを設置し、ユーザーがコントロールできるようにします。
入力内容や形式、必須項目かどうかが利用者に明示され、ラベルや説明が正しく関連付けられている。
適切にマークアップすることで、フォームの入力が直感的になり、ユーザーの利便性が向上し離脱率の低減に繋がります。
※それぞれの内容については省略、簡略化しており、主要となる対応を記載しております。
アクセシビリティ対応は、社会的責任を果たすだけでなく、市場の拡大や企業のブランド価値向上につながります。また、PC、タブレット、スマートフォンといったさまざまなデバイスで使いやすい設計を行うことで、ユーザー体験(UX)が向上し、結果的にサイトのアクセス数や滞在時間の増加が期待でき、適切なマークアップによって検索エンジンに正しくクロールすることで、SEO(検索エンジン最適化)に効果を発揮します。
このように、アクセシビリティやUIの改善には、多くのメリットが期待できます。
設立以来、数多くの企業様のサイトを手掛けてきました。大規模サイトから小さなサイトまで柔軟に対応いたします。
どのような要件のサイトでもユーザー目線を第一に、使いやすさを重視したUI設計、汎用的な実装を心がけており、お客様からご好評いただいております。
VOWZスタッフは定期的にアクセシビリティの勉強会を実施、セミナーにも積極的に参加しており、アクセシビリティの最新の動向を常にチェックし業務に反映しております。
実際にUI、アクセシビリティ改善した事例をご紹介します
多言語サイトも合わせ、約1000pを超えるアクセシビリティのリニューアルを行いました。約1年をかけアクセシビリティAAに準拠したサイトリニューアルを成功させました。
サイトの導線が複雑でユーザーが目的のページにたどり着けていないというご相談を受け、UI改善を行いました。導線を整理し、PC時はもちろんスマートフォンでも使いやすくした結果、アクセス数と滞在時間が向上しました。
PHPやJavaScriptに制限があるサーバーでのサイトリニューアルを行いました。制限内でもできるだけ動きを損わせない実装を行い、モダンなサイトへのリニューアルを成功しました。
ボタンが押しずらかったり、自動記入に未対応だった請求フォームを改善した結果、資料請求やお問い合わせの件数が向上しました。
アクセシビリティチェックをしたのち、内容のレポートを作成します。
エラーの種類、エラーページを詳細に記載し、提出いたします。
VOWZではお客様のご希望を伺い、アクセシビリティA準拠にするかAA準拠にするかを相談し実装いたします。
アクセシビリティAAAは、デザイン時点から非常に制限が多く厳しい条件があり、達成できない場合が多いため、アクセシビリティのレベルA、AAを対象としています。お客様のご要望を伺った上で対応可能か判断させていただき制作を進めてまいります。
アクセシビリティの基準は、Webコンテンツアクセシビリティガイドライン(WCAG)によって定義されています。WCAGは、Web上のコンテンツが障害を持つ人々にとっても利用可能であることを確保するための国際的な基準です。WCAGは、アクセシビリティのレベルをA、AA、AAAの3つのレベルに分類しています。それぞれのレベルで満たすべき基準には以下のような特徴があります。
アクセシビリティを最低限確保するための基準。このレベルに達していないと、ウェブコンテンツが一部のユーザーにとって利用不可能になる可能性があります。
多くの国で公的機関に求められる標準的なレベル。これにより、多くの障害を持つユーザーがアクセス可能になります。
このレベルを目指すことは理想的ではありますが、非常に厳しい基準であるため、すべてのウェブサイトに適用するのは実用的でない場合が多いです。
お客様よりご依頼を承りましたら
通常、下記の流れにて制作進行いたします
プロジェクト内容をメールなどで伺い、依頼内容を精査し大まかな要件把握とお見積りを行なっていきます。
お見積もりをご了承いただき、内容が決定しましたら制作メンバーとお客様で開始時に打ち合わせをし相互で内容のすり合わせを行います。
要件定義し、画面設計を行っていきます。
細かなスケジュールを決めて、プロジェクトによっては週に数回お客様と会議をし、内容を細かく報告し確認しながら進めていきます。
アクセシビリティ を考慮したデザイン作成を行い、デザインの了承いただけましたらコーディングを開始いたします。
修正対応と、アクセシビリティチェックを行い納品データを作成していきます。
弊社のチェック項目を元に人の目で1つ1つチェックをして納品物に問題がないか入念に確認してから納品いたします。